英語の類語を使い分けるために(動詞+名詞編)

 来たる11月11日(土)、日本医科大学で、学術英語学会定期セミナー(第1回)「英語の類語を使い分けるために(動詞+名詞編)」を担当いたします。本セミナーの概要は、以下のとおりです。

母語話者が英語で論文を書く際,類語の使い分けが非常に大きな問題となります。日本語に訳した場合に同じ意味を持つ単語であったとしても,英語で同じように用いられるとは限りません。たとえば,同じ「要求する」という動詞でも,claimとrequireでは用法が異なります。言い換えると,その単語とよく一緒に使われる単語(コロケーション)が異なります。それらの動詞が取る目的語を調べてみると,claimはcompensationやdamageのような金銭的な補償を表す語を目的語に取ることが多く,requireはapproval(承認)やreturn(返還)などを目的語に取ることが多いです。このような類語の使い分けを確認するには,コーパスを使うのが一番です。コーパスを検索することで,ある動詞がどのような名詞と強く結びついているのかを瞬時に把握することができます。また,コーパスには数億〜数十億の単語が収録されているため,辞書では詳しく解説されていないような単語の用法を知ることも可能です。
 
本セミナーでは,コーパスに関する基本的な知識を身につけたあと,実際にコーパスを検索し,コロケーションの観点から類語の違いを確認する方法を学びます。具体的には,似たような意味を持つ動詞と結びつく名詞(目的語)の違いを扱います。

定員: 50名
対象: コーパスを利用して英語の語法を調べ、英語論文の執筆に役立てたい研究者(大学院生含む)。分野不問。
参加費: 2,500円(会員)、3,800円(一般)

 なお、こちらのセミナーは、こちらのページ(の下の方)から申し込めるようです。ご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非ご参加くださいませ。