文化情報学事典

 先日出版された『文化情報学事典』(勉誠出版)に「中古和文における個人文体とジャンル文体」という項目を執筆させて頂きました*1。このような機会をくださった監修者の村上征勝先生、編者の金明哲先生に御礼申し上げます。

  • 林雄一郎 (2019). 「中古和文における個人文体とジャンル文体」 村上征勝 (監修)『文化情報学事典』(pp. 39-44). 東京: 勉誠出版.

文化情報学事典

文化情報学事典

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 勉誠出版
  • 発売日: 2019/12/17
  • メディア: 単行本

文化現象をデータ・サイエンスで読み解く総合事典
コンピューターの進歩により、デジタル情報の利用が飛躍的に加速している。感性や主観が重視されてきた文化の領域でも、文学・美術・考古・歴史・音楽・芸能をはじめとする文化資産をデジタル化し、保存・管理や展示を行う技術が進歩している。また、データ・サイエンスや統計を用いた分析法の発展もめざましい。
文化情報学は個々の領域で独立に行われてきた文化研究という縦の糸を、データ・サイエンスという理系の横の糸で編みあげる文理融合型のアプローチであり、本書はその集大成として、文化と情報/データにかかわる人々の必携の一冊である。

*1:本稿は、『国立国語研究所論集』 に発表した「中古和文における個人文体とジャンル文体―多変量解析による歴史的資料の文体研究」(2013年)と「中古における接続表現の統計的分析―指示詞を構成要素とするものを中心に」(2017年)に基づいています。